イベント開催等のご報告

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2016年3月20日から、国際NGOのVeritéが来日し、イベントを共同開催しました。

~スケジュール~

22日 セミナー「東京オリンピック・パラリンピックに向けて何をすべきか~英国現代奴隷法と外国人技能実習制度~」

23日 セミナー「外国人技能実習生受入れ(予定)企業のためのトレーニングセミナー」

24日 政府関係者との情報交換

 

~内容~

22日のセミナーは、以下のような講演内容で、40名を超える方々にご参加いただきました。

Session 1: 「英国現代奴隷法2015概要」下田屋毅氏(Sustainavision Ltd. (サステイナビジョン)代表取締役)

Session 2: 「東京五輪と外国人技能実習制度」(Veritéより、Lydia Long氏、Daryll Delgado氏、Coco Bagadion氏)

Session 3: 「サプライチェーンにおける倫理的な採用」清谷典子氏(国際移住機関(IOM)駐日事務所)

Session 4: 「現代奴隷法と欧米企業の動き」Kate Larsen氏(Unseen Initiative/国際NGOヒューマンライツウォッチ)資料はこちら

日本企業も他人事ではない、昨年イギリスで制定された現代奴隷法について、概要、日本の外国人技能IMG_0166実習制度が奴隷労働といわれている現実、その対処法、そして欧米の動きについて、詳しくお伝えいただきました。

おかげさまで、多くの方々にお越しいただき、大盛況のうちに終わることができました。勉強になったという参加者からの声も頂き、大変うれしく思っております。

 

23日には、自社あるいは自社のサプライチェーン上で実際に技能実習生を受け入れている方々、および受入れ予定の企業の皆様を対象にしたセミナーを開催しました。こちらは、Veritéの、Lydia Long氏、Daryll Delgado氏、Coco Bagadion氏に講演者を務めて頂きました。セミナー中にはケーススタディーや討論の時間があり、実践的なセミナーとなりました。理想と現実とのギャップをどう埋めていくことができるか、少しでもお役に立てていればと思います。

 

22日および23日のセミナーは、帝人株式会社さまの会議室をお借りいたしました。深く御礼申し上げます。

 

24日は、政府関係者の方と、VeritéのLydia Long氏、Daryll Delgado氏と一緒にお会いしました。Veritéから、日本企業のCSRや技能実習制度に関する海外からの視点や、世界的な潮流についてお話ししました。

我々も、引き続き頑張っていきますので、皆さま、宜しくお願い致します。

セミナーに関してご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。