実態分析(キャパシティビルディング)

監査結果を踏まえ、各工場およびその労働問題への対応を決定します。
エナジェティックグリーンは、工場ごとに問題を分析し、工場のレベルに合わせた、短期・長期の改善計画を立案します。

問題と改善内容の例

  • 給与明細に、用途不明の控除がある。
    ⇒従業員に用途を説明。透明性の高い記載方法に変更する
  • 労働時間が60時間/週を超えている。
    ⇒適切な労働時間管理と従業時間の健康管理を行う。発注元と受注スケジュールについて話し合いを行う。
  • 高額な手数料を支払って来日している外国人技能実習生がいる。
    ⇒送出し機関と受入れ機関に通知する。

監査報告書をもとに、それぞれの工場の管理方法、取引の仕方についてご相談に応じ、労務管理の支援をします。
様々なステークホルダー間で話し合いを行い、理解をすり合わせ、問題の根本的な解決を促進します。

自社工場、あるいはサプライチェーン上で、突然問題が起こった際の、母国語でのインタビューを含む実態調査、各ステークホルダーへの説明、社内でのコミュニケーション促進、メディア対応など、各種対応も支援します。

 

☆監査員育成

工場監査トレーニング

調達担当者、営業担当者がCSRの知識をもって業務を行うことができれば、より効率的に、調達リスクを減らすことができます。企業が本質的に成長するために、エナジェティックグリーンは、監査員の育成を行っています。

<トレーニング内容>

  •  CSR調達を取り巻く世界の潮流や、最新情報につ いての講義の実施
  • 労働人権に関する国際的な基準であるSA8000に 準拠したセミナーの実施
  • 取引先工場の監査に同行し、書類の確認、給与計 算、工場見学、工場担当者とのミーティングに出席 し、OJTで監査手法を身につける